雨が降る前に痛みが強くなるとき、気圧の変化を感じ取っているのは耳の奥かもしれません
洗濯物を干そうとして、空を見上げる。
まだ降ってはいません。
なのに、膝や腰が重い。
「明日は雨かもしれない」
そんな予報が、身体のほうから先に届くことがあります。
天気の話は、なかなか伝わりにくいものです。
検査をしても、その日その時の変化までは写りにくい。
薬を飲んでも、
天気が変わりきるまでは、なんとなく続く。
気圧の変化を受け取るセンサーは、
耳の奥(内耳)にあると考えられています。
内耳は、平衡感覚をつかさどる場所。
ほんのわずかな気圧の低下も、情報として拾います。
その情報が神経を通って伝わると、
自律神経の働きが揺れることがあります。
・血管の収縮と拡張
・筋肉の緊張
・痛みを感じ取る感度
こうした反応が重なったとき、
もともとあった痛みが、いつもより強く感じられる。
気圧そのものが痛みをつくっているというより、
気圧の変化に対する身体の反応が関わっている。
そういう見方があります。
耳が関わっているのなら、
耳の側からできることもあります。
・耳たぶの少し上を軽くつまむ
・ゆっくり後ろに回す
・耳のうしろを蒸しタオルで温める
内耳まわりの血流が変わることで、
揺れが落ち着く方もいるようです。
天気は変えられません。
けれど、受け取る側の状態は、
少しだけ変えられるかもしれません。
天気で揺れる日ほど、
身体のどこか一箇所に負担が偏っていることがあります。
その偏りを、テープ一枚で分散させておく。
貼る位置は、その日の身体の状態によって変わります。
強いめまいや吐き気、これまでにない頭痛が続く場合は、医療機関への相談という選択肢もあります。
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