お風呂に入ると楽になるぎっくり腰は、炎症以外の背景が関わっているのかもしれません
腰に急な痛みが出たとき、
「まず冷やす」
そう聞くことが多いところです。
一方で、
「湯船に浸かったら、少し楽になった」
そんな声もあります。
どちらが正しいのか。
言う人によって違うので、迷いが残ります。
炎症が起きているときの痛みには、
いくつかの特徴があるとされています。
・熱をもっている
・腫れている
・じっとしていてもズキズキ続く
・温めると強まりやすい
温めて楽になったのなら、
その状態とは少し違う何かが
関わっているのかもしれません。
急に強い痛みが出たとき、
身体はその場所を守ろうとします。
周りの筋肉が、いっせいに縮む。
動かさないように、固める。
守るための反応です。
ただ、縮んだ状態が続くと、
その中を通る血流は落ちていきます。
血流が落ちれば、
緩むための材料も届きにくくなる。
縮んだまま、戻れない。
そうして痛みが長引くことがあります。
温めて楽になるのは、
血流が戻ることで、
その縮みがほどけるからかもしれません。
つまり「冷やすか、温めるか」の答えは、
最初から決まっているわけではなく、
身体の反応のほうが、
先に教えてくれていることがあります。
・温めて楽になるなら、温める
・冷やして楽になるなら、冷やす
・どちらも変わらないなら、無理をしない
熱感や腫れがはっきりしている時期を過ぎてから、
ぬるめの湯で短めに試す。
そんな順番もあります。
痛みが落ち着いてきたら、
今度は「また固まらないように」という段階に移ります。
守るために縮んだ場所は、
そのまま癖として残ることがあります。
その偏りを、テープ一枚で分散させておく。
貼る位置は、その身体の状態によって変わります。
じっとしていても激しい痛みが続く、発熱がある、脚にしびれや力の入りにくさが出ている、排尿しにくい。こうした場合は、早めに医療機関へ相談してください。
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