首の筋肉には呼吸を手伝う役割があり、浅い呼吸が続くと休みそこねることがあります
肩や首をほぐしてもらう。
その場は軽くなる。
数日で、また戻っている。
もんでも変わらないなら、
別のところに理由があるのかもしれません。
息を吸うとき、
肋骨は少し持ち上がります。
その持ち上げを手伝う筋肉が、
首の横と前についています。
深く吸いたいとき、
強く息を吐きたいとき。
首の筋肉も一緒に働きます。
本来は、手伝いの役です。
ところが、呼吸が浅いまま続くと、
手伝いのはずが、常勤になります。
一日中うつむいて画面を見る。
頭が前に出れば、
後ろの筋肉が引き戻そうとする。
眼鏡を下にずらして、上目遣いで見る。
そのたびに、首は働き続けます。
働き続ければ、休む時間がなくなる。
休めない筋肉は、縮んだまま残ります。
そして縮んだ場所は血流が落ち、
届く酸素も減っていきます。
酸素が減れば、緩むための材料もつくれない。
首がこるから呼吸が浅くなるのか。
呼吸が浅いから首がこるのか。
どちらが先かは、はっきりしません。
ただ、輪になって回っていることは確かなようです。
輪をどこかで切るなら、
呼吸のほうが手をつけやすいところです。
試せることは、こんなことです。
・肋骨の下に手を当てて、そこがふくらむか確かめる
・息を吐ききってから吸う
・画面を目の高さまで上げる
・見上げる姿勢が続いていないか気づく
首を休ませるために、
別の場所に働いてもらう。
そういう順番もあります。
そのうえで、
首まわりに負担が集まりやすい方は、
肩や背中の使い方に偏りがあることもあります。
その偏りを、テープ一枚で分散させておく。
貼る位置は、その身体の状態によって変わります。
息苦しさが続く、動悸がある、これまでにない頭痛やめまいを伴う。こうした場合は、医療機関への相談という選択肢もあります。
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