手足が冷たくなるのは、体の中心を守るために末端の血流が絞られているからかもしれません
朝晩、冷えてきました。
布団から出した手が、冷たい。
靴下を重ねても、足先は戻らない。
温めているのに、変わらない。
冷え性だから、で片付けてしまうところです。
体には、守りたい順番があります。
いちばん守りたいのは、中心です。
内臓のある場所。
ここの温度は、わずかに下がるだけでも
働きに影響が出ます。
だから、寒さを感じると、
体は先に手を打ちます。
末端へ向かう血管を、細くする。
血が流れる量を減らせば、
そこから逃げる熱も減ります。
中心の熱を、外に逃がさないための反応です。
つまり、手足が冷たくなるのは、
体が守りに入った結果とも言えます。
冷えているから冷たいのではなく、
守るために、冷たくしている。
そう考えると、
靴下を重ねても戻らない理由が見えてきます。
末端を外から温めても、
中心が冷えたままなら、
絞る指令は続いたままです。
順番が逆になっているのかもしれません。
試せることがあります。
・お腹と腰を、先に温める
・首のうしろを温める
・温かいものを、少しずつ飲む
・足首をゆっくり回してから、靴下をはく
中心が温まると、
守る必要が薄れていきます。
絞っていたものが、ゆるむ。
末端に血が戻るのは、そのあとです。
温めるなら、場所が決まっています。
太い血管が、皮膚の近くを通る場所です。
1 首のつけ根
2 仙骨(腰の中心、おしりの上の平らな骨)
3 膝の裏のすぐ上
4 かかと
上の2つは、中心に近い場所。
下の2つは、そこから先へ送るための場所です。
順番としては、中心から。
カイロは、必ず衣類の上から貼ります。
肌に直接貼ると、低温やけどが起きることがあります。
同じ場所に、長く当て続けない。
寝るときは、外す。
しびれのある場所は、
熱さを感じ取りにくくなっています。
熱いと気づいたときには、
すでに皮膚が傷んでいることもあります。
冷えると、筋肉も縮みます。
縮んだままの場所は、
血流が落ち、硬さとして残ります。
これから寝違えや、足のつり、
肩のこわばりが増えてくる時期です。
そのうえで、
縮みが集まりやすい場所には、
姿勢や動きの偏りが重なっていることがあります。
その偏りを、テープ一枚で分散させておく。
貼る位置は、その身体の状態によって変わります。
片方の手足だけ冷たい、指の色が白や紫に変わる、冷えとともにしびれや痛みが出る、歩くと足が痛くなって休むと治まる。こうした場合は、医療機関への相談という選択肢もあります。
糖尿病などで感覚が鈍くなっている方は、カイロを使う前に主治医への相談を。
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