靴下を一枚はいているような感じは、痛みではなく届く情報が薄くなっているサインのことがあります
足の裏に、何か一枚ある感じがする。
靴下をはいたまま歩いているような。
紙が一枚、挟まっているような。
実際には、何もありません。
素足で、床に直接触れています。
それなのに、直接という感じがしない。
この感覚は、説明しにくいものです。
痛いわけではない。
しびれている、とも少し違う。
人に話しても、うまく伝わりません。
検査をしても、異常なしと言われる。
だから、そのままになりやすい。
「しびれ」と呼ばれているものには、
性質の違うものが混ざっています。
ひとつは、余計な信号が出ている状態。
ジンジンする。ピリピリする。
何もしていないのに、感じる。
本来なら何も起きていないはずの場面で、
信号が生まれています。
もうひとつは、届く情報が薄くなっている状態。
触れているのに、触れている感じが弱い。
冷たさや、ざらつきが、伝わりにくい。
靴下一枚、紙一枚という表現は、
こちらに近いのかもしれません。
両方が混ざっていることもあります。
ジンジンもするし、感じ方も薄い。
ただ、気づかれにくいのは、
薄いほうです。
痛くないからです。
訴える言葉も見つかりにくい。
けれど、足の裏から届く情報は、
立っているあいだ使われています。
どちらに体重が寄ったか。
その情報が薄くなると、
立て直しが少し遅れます。
痛くないから困らない、
というわけでもありません。
自分で確かめる方法があります。
・左右の足の裏を、同じようにさすってみる
・床の冷たさが、左右で違って感じないか
・小さな石や砂を踏んだとき、気づけるか
・お風呂のお湯が、左右で同じ温度に感じるか
左右で差があるなら、
薄くなっている側があるのかもしれません。
試せることがあります。
・お風呂で、足の裏を手で押してみる
・足の指で、タオルをたぐり寄せる
・毎日、同じ場所をさわって変化をみる
・傷ややけどがないか、目で確かめる
最後のひとつは、特に大切です。
感じ方が薄いと、
小さな傷に気づかないことがあります。
目で確かめる習慣が、
感覚の代わりになります。
そのうえで、
足元の使い方に偏りがあると、
届き方にも偏りが出ます。
その偏りを、テープ一枚で整えておく。
貼る位置は、足の形や立ち方によって変わります。
RESTOREでは、その足に合う貼り方を、
30分かけて一緒に確かめます。
貼るのは、自分の手です。
感覚の薄さが急に広がった、傷ややけどに気づかなかった、足の色が変わってきた、糖尿病の指摘を受けている。こうした場合は、医療機関への相談を優先してください。
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