神経に出されるビタミン剤は材料にあたるもので、材料が足りている場合には変化が出にくいことがあります
しびれがあると伝えたら、
ビタミン剤が出た。
毎日、きちんと飲んでいる。
3か月たった。
変わった気がしない。
飲み方が悪いのだろうか。
量が足りないのだろうか。
そう考えてしまうところです。
神経に関わるビタミンは、
材料にあたるものです。
神経は、できあがったまま
ずっとそこにあるわけではありません。
少しずつ入れ替わり、
修復され、保たれています。
その作業に、材料が要ります。
材料が足りていなければ、
作業は進みません。
だから、足りていない人にとっては、
補うことに意味があります。
実際、変わる方もいます。
では、変わらない場合は何が起きているか。
考えられることのひとつは、
材料は足りている、という状態です。
足りているところに足しても、
余るだけになります。
もうひとつは、運ぶ側の問題です。
材料は、血流が運んでいます。
神経の中にも、細い血管が通っています。
その道が細くなっていると、
届く量は増えません。
倉庫に荷物を積み増しても、
道が狭ければ、
現場に届く量は変わりません。
材料の話と、道の話。
二つは別のことです。
どちらが足りないかで、
効き方が変わってきます。
飲んで変わらなかったとしても、
飲み方が悪かったわけでも、
量が足りなかったわけでもない。
そういう場合があります。
ここで大切なことがあります。
処方された薬は、
自己判断でやめないでください。
飲む量や期間は、
処方した医師の指示が前提です。
変化を感じないことを、
そのまま伝えるだけでも、
次の見立てが変わることがあります。
そのうえで、
運ぶ側にできることがあります。
・息を吐ききってから吸う
・同じ姿勢を30分で区切る
・冷えた場所を温める
・動かす前に、さすってから動かす
どれも、道を広げておくためのことです。
材料と、運ぶ道。
両方そろって、はじめて届きます。
そのうえで、
道が細くなりやすい場所には、
姿勢や動きの偏りが重なっていることがあります。
その偏りを、テープ一枚で分散させておく。
貼る位置は、どこが窮屈になっているかで変わります。
しびれが急に広がった、力が入りにくい、歩きにくくなってきた。こうした場合は、早めに医療機関へ相談してください。薬についての判断は、処方した医師にご相談ください。
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